パータ・ジェノワーズ覚え書き [製菓]

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先週、パータ・ジェノワーズを立て続けに失敗してしまい、とても悲しくなりました。
「パータ・ジェノワーズは失敗無しだぜ!」なんて豪語していたせいかも、と思って色々反省し、日を改めて焼き直したら成功しました。

個人的な失敗原因:
1)生地が完成したら、すぐ焼かないとしぼむ
2)溶かしバターを入れたら、ある程度まんべんなく混ぜて型に入れないと、真ん中がしぼむ
3)生地を型に入れて、台の上のタオルにそっと落として空気を抜く時、何度もドンドン落とさない

以上。以下、補足説明
1ですが、うちはオーブンの余熱に時間がかかるので、庫内の温度がある程度上がってから生地を作り始めます。
うっかり同時に始めた時、生地が先に出来てしまい、余熱が上がるのを待っていたら、結果、生地は膨らみませんでした(画像左奥)。
それと、余熱を待ちながらレシピを見直し、「タオルの上で2、3度落とす」という箇所を発見して、何度か落としたせいで膨らまなかった可能性があります。
なぜなら、その前までは、1回落とす程度で、そんなにしつこくやらなかったからです。

2は、よく、「さっくり混ぜる」と表現されますが、まんべんなく混ぜずに型に入れたら、油脂の多い、いわゆる「死に生地」が増えてしまい、側面は高さがあるけれど、真ん中がへこみました(手前)。
この時、普段は180度23分なのに、失敗した直後だったので、160度25分で焼いたのも、きちんと膨らまなかった原因かもしれません。

画像右奥は成功したもの。
高さがだいたい均等で、真ん中も平らです。

2回の失敗は、手を抜いたせいではありませんが、失敗したおかげで希望通りに焼けなかった原因がつかめて、なおかつ、どう作れば満足できる仕上がりになるのかがわかってよかったです。

今夜は失敗したパータ・ジェノワーズ(画像左奥)を四つ切りにして食べていますが、キメの荒いカステラみたいで、おいしかったです。
画像手前の失敗パータ・ジェノワーズは、平らになるようカットしてナッペの練習をし、六台目のガトー・オ・フレーズに化けた上で無事に消化されました。
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