言語耳、民族耳 [FinePix F10]

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「愛のモーツァルト療法」という書籍に、耳と言語に関する興味深い記述があったので、一部シェアさせていただきます。
以下、当該書籍P56より適宜抜粋の上加筆修正。

・英語と日本語は、言葉の周波数の中で、意味を伝える周波数帯域が異なる。
 音が伝わる環境(気候、自然の地形等)が影響し、
英語は高音に意味が多く含まれ、日本語は英語よりも低い音に意味が多く含まれる。

・日本語で育つと、中耳は、日本語を聞き取るのに都合の良い周波数に焦点を当てるようになる。
 条件反射的に言語を聞こうとすると、英語でも日本語(中低音)の耳で聞く体勢で聞いてしまう。
 しかし英語は日本語の領域には音が少ないため、
日本語用の耳で英語を聞いても意味がなかなか理解出来ない。
 すなわちそれが、日本人が英語のヒアリングが不得意な理由になる。

・言語耳あるいは民族耳またの名を言語文化耳(著者が命名?):言語の数だけ耳の違いがある。

・ネイティブのように二カ国語以上を聞き分け、話せる人の耳は、
中耳が瞬時に位置を変えて、たとえば日本語の耳になったり、英語の耳になったりする。

以上終わり。

当該書籍には、音楽療法として、様々な心理的現象に対し、有効だと思われるクラシックの曲がいくつか挙げられています。
以下、面白そうなものを2つばかりピックアップ。

1)憂鬱、倦怠、月曜病と遅刻、欠勤
 ・モーツァルト セレナード第13番 ト長調 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
 ・シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」 第1楽章

2)健康不安、病気への恐れ、自然治癒力を促す
 ・モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K216 第1楽章
 ・ベートーヴェン 交響曲 第6番 ヘ長調 「田園」 op68 第1楽章

音楽療法としての聴き方は、特に見つけられませんでしたが(飛ばし読みしたので見落とした?)、

・「ちょっと音が小さすぎる」くらいの音で聞く
・同じ曲を違う演奏で聞き比べる

と、聞く力がUPする等の効果が得られるかもしれません。
いずれにせよ、必要以上に大きな音で聞くのはNGということで……。

前半の「まとめ」は、本文をアレンジしています。
詳細を知りたい場合は、以下の書籍をお求めください。

「愛のモーツァルト療法」 篠原佳年著 ISBN4-8387-1667-2
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コメント 1

jd

きんたさん、niceありがとうございます。

ピーマン、うまそうでしたww
自家栽培の野菜は、農薬の量を調整したり、あるいは全く使わずに栽培できるので、良いですね。

以前、知人宅で自家栽培のズッキーニをいただきましたが、苦味が全くなくて、とてもおいしかったです。
ひょっとして、あの苦みは、ズッキーニ本来の味ではなくて、農薬のせいなのかな、なんて思ったことを、思い出します。
by jd (2011-08-26 20:15) 

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