アウトプットを大切に [製菓衛生師試験]
ある程度勉強、つまりインプットしたら、アウトプットもやりましょう。
たとえば食中毒に関してなら、次の通り:
1)思い出せる食中毒の名前を紙に全部書き出す
2)それぞれ、思い出せる情報を書き添えてみる
3)資料で合っているか否か、足りない情報は何かをチェック
この1と2がアウトプットに当たります。
私がここで実際にやるとしたら、こんな感じ:
1)ノロウイルス、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、etc...
2)黄色ブドウ球菌について
存在する場所:傷口、頭髪、鼻腔
増殖する場所:飲食物
毒素の名前:
発症までの時間:30分~6時間
発症した時の症状:風邪みたい。発熱、嘔吐、下痢
発生する時期:不特定
致死率:
弱点:熱、酸、アルカリに強い(ある意味、発生してしまったら、何をしても無駄)
予防:傷があったら、使い捨て手袋を使う。調理以外の仕事をする
黄色ブドウ球菌が食物に付着しないようにする
3)手持ちの「製菓衛生師全書14版」と「調理師読本」で答え合わせ
答えられなかった箇所は青字
間違った箇所は赤字
注釈は緑の字
黄色ブドウ球菌:
存在する場所:傷口、頭髪、鼻腔
増殖する場所:飲食物
毒素の名前:エンテロトキシン
発症までの時間:30分~6時間
発症した時の症状:風邪みたい。発熱はほとんどしない、激しい嘔吐、腹痛、下痢
発生する時期:不特定 (全書、調理師読本、共に特に明記されていない)
致死率:死亡することはほとんどない (調理師読本より)
弱点:熱、酸、アルカリに強い(ある意味、エンテロトキシンが増殖発生してしまったら、何をしても無駄)
予防:傷があったら、使い捨て手袋を使う。調理以外の仕事をする
黄色ブドウ球菌が食物に付着しないようにする
こんな感じになります。
ちなみに、間違った箇所、「風邪みたい」というのはノロウイルスのことでした。
食中毒に関しては、覚えておきたい項目を決めておき、それに沿って解答していくと、覚え忘れた箇所が明確になって良いと思います。
試験に関しては、友人達には、「とにかく過去問」と言っていて、自分でも、市販の問題集より先に過去問を解いています。
「ノートまとめ」と「過去問の解答&答え合わせ」だったら、迷わず後者を選択します。
それは、ノートまとめはインプット、過去問の解答&答え合わせはアウトプット+インプットになるからです。
自分が何をどれだけ覚えているかを知るには、インプットではなく、アウトプットが有効です。
たとえば、
・思い出して書き出す作業
・日記やブログに書いてみる
・大きめの紙で単語帳を作る
(後で何度も見て、覚えていない情報をチェックしたり、記憶を強化できる)
・人に話す、説明する
といったことが挙げられます。
アウトプットは、自分の記憶の確認にもなります。
記憶した情報が、合っているかどうか、あるいは覚えたいことを覚えているか否かがわかります。
ところで、私は、今夜までに北海道の過去問3年分と、山梨の過去問を5年分、解答して答え合わせ、問題と選択肢の裏付けを取る作業をしました。
中でもすごく印象に残っているのは、
・ネズミの糞は、動物性の異物
・人間の身体は約60%が水分で、そのうち20%が急激に失われると死に至ることがある
というものです。
両方とも山梨の過去問に出てきた情報ですが、ネズミの糞が動物性の異物と植物性の異物、どちらなのか、問題を解答している時は、少し悩んでしまいました。
ネズミの食べ物なんてわからないし、糞自体は動物ではありませんよね?
でも、答えを見て、納得です。
似たような内容で言えば、
保存中の食品に発生したカビは異物か否か?
これは、調理師読本で確認すると、異物に該当します(P299)。
解答中は、「食品の質が変わるのだから、異物ではなくて、変質とか腐敗になるのでは?」と思ったけれど、答え合わせの後で、「カビの菌が異物として混入した」と考えられたので、納得できました。
もう一つの情報、「身体の水分20%が……」というものは、答え合わせをしながら、「突然そんなに水分が失われることなんてあるかしら? どこからどう無くなるの?」としばらく考えてしまったので、記憶にはっきり残りました。
そしてまた、ここでこうして、ブログの記事に書いたので、これらの情報は、しばらくの間、忘れず記憶に残っていると思います。
ちょうど昨日の今頃、ノロウイルスについて記事を書いて寝ましたが、「85度1分、24時間から48時間」は、朝起きた時も、しっかり頭に残っていました。
記事を書くまでは、覚えるのが面倒だったので、覚えずにいた情報です。
恐らく、つい数分前に、「ノロウイルスの症状は風邪みたい」ということを確認したので、それも記憶に残ることでしょう。
どんなことでも、大量の情報を一気に頭に詰めこむのは大変です。
ですから、少しずつで良いので、インプットとアウトプットを繰り返すと、良い結果が得られそうな気がします。
※製菓衛生師試験対策個人的ブログ「0.1ppm以上」を公開中
たとえば食中毒に関してなら、次の通り:
1)思い出せる食中毒の名前を紙に全部書き出す
2)それぞれ、思い出せる情報を書き添えてみる
3)資料で合っているか否か、足りない情報は何かをチェック
この1と2がアウトプットに当たります。
私がここで実際にやるとしたら、こんな感じ:
1)ノロウイルス、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、etc...
2)黄色ブドウ球菌について
存在する場所:傷口、頭髪、鼻腔
増殖する場所:飲食物
毒素の名前:
発症までの時間:30分~6時間
発症した時の症状:風邪みたい。発熱、嘔吐、下痢
発生する時期:不特定
致死率:
弱点:熱、酸、アルカリに強い(ある意味、発生してしまったら、何をしても無駄)
予防:傷があったら、使い捨て手袋を使う。調理以外の仕事をする
黄色ブドウ球菌が食物に付着しないようにする
3)手持ちの「製菓衛生師全書14版」と「調理師読本」で答え合わせ
答えられなかった箇所は青字
間違った箇所は赤字
注釈は緑の字
黄色ブドウ球菌:
存在する場所:傷口、頭髪、鼻腔
増殖する場所:飲食物
毒素の名前:エンテロトキシン
発症までの時間:30分~6時間
発症した時の症状:
発生する時期:不特定 (全書、調理師読本、共に特に明記されていない)
致死率:死亡することはほとんどない (調理師読本より)
弱点:熱、酸、アルカリに強い(ある意味、エンテロトキシンが増殖
予防:傷があったら、使い捨て手袋を使う。調理以外の仕事をする
黄色ブドウ球菌が食物に付着しないようにする
こんな感じになります。
ちなみに、間違った箇所、「風邪みたい」というのはノロウイルスのことでした。
食中毒に関しては、覚えておきたい項目を決めておき、それに沿って解答していくと、覚え忘れた箇所が明確になって良いと思います。
試験に関しては、友人達には、「とにかく過去問」と言っていて、自分でも、市販の問題集より先に過去問を解いています。
「ノートまとめ」と「過去問の解答&答え合わせ」だったら、迷わず後者を選択します。
それは、ノートまとめはインプット、過去問の解答&答え合わせはアウトプット+インプットになるからです。
自分が何をどれだけ覚えているかを知るには、インプットではなく、アウトプットが有効です。
たとえば、
・思い出して書き出す作業
・日記やブログに書いてみる
・大きめの紙で単語帳を作る
(後で何度も見て、覚えていない情報をチェックしたり、記憶を強化できる)
・人に話す、説明する
といったことが挙げられます。
アウトプットは、自分の記憶の確認にもなります。
記憶した情報が、合っているかどうか、あるいは覚えたいことを覚えているか否かがわかります。
ところで、私は、今夜までに北海道の過去問3年分と、山梨の過去問を5年分、解答して答え合わせ、問題と選択肢の裏付けを取る作業をしました。
中でもすごく印象に残っているのは、
・ネズミの糞は、動物性の異物
・人間の身体は約60%が水分で、そのうち20%が急激に失われると死に至ることがある
というものです。
両方とも山梨の過去問に出てきた情報ですが、ネズミの糞が動物性の異物と植物性の異物、どちらなのか、問題を解答している時は、少し悩んでしまいました。
ネズミの食べ物なんてわからないし、糞自体は動物ではありませんよね?
でも、答えを見て、納得です。
似たような内容で言えば、
保存中の食品に発生したカビは異物か否か?
これは、調理師読本で確認すると、異物に該当します(P299)。
解答中は、「食品の質が変わるのだから、異物ではなくて、変質とか腐敗になるのでは?」と思ったけれど、答え合わせの後で、「カビの菌が異物として混入した」と考えられたので、納得できました。
もう一つの情報、「身体の水分20%が……」というものは、答え合わせをしながら、「突然そんなに水分が失われることなんてあるかしら? どこからどう無くなるの?」としばらく考えてしまったので、記憶にはっきり残りました。
そしてまた、ここでこうして、ブログの記事に書いたので、これらの情報は、しばらくの間、忘れず記憶に残っていると思います。
ちょうど昨日の今頃、ノロウイルスについて記事を書いて寝ましたが、「85度1分、24時間から48時間」は、朝起きた時も、しっかり頭に残っていました。
記事を書くまでは、覚えるのが面倒だったので、覚えずにいた情報です。
恐らく、つい数分前に、「ノロウイルスの症状は風邪みたい」ということを確認したので、それも記憶に残ることでしょう。
どんなことでも、大量の情報を一気に頭に詰めこむのは大変です。
ですから、少しずつで良いので、インプットとアウトプットを繰り返すと、良い結果が得られそうな気がします。
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