製菓理論 その1 [製菓衛生師試験]

この問題、見直しをしてたら、混乱して頭がおかしくなってきました。

山梨 平成18年度 製菓理論

問51 香辛料に関する記述で、正しいものを1つ選びなさい。

1 辛味性香辛料……クローブ     ←間違い……正しくは芳香性香辛料
2 辛味性香辛料……ジンジャー    (公表されている解答)&正しい
3 芳香性香辛料……オールスパイス ←正しい
4 芳香性香辛料……シナモン     ←正しい


つまり、「正しい」が3つあるのに、問題は「1つ選べ」なのです。
なおかつ、公表されている試験解答上には、問題に関して何も明記されていません。
たとえば、平成22年度には、

※問11については、不適切な問題として採点除外としました。

とありますが、18年度は但し書きがないのです。
この問題も、解答を製菓衛生師全書と調理師読本でチェックしました。
その結果が上記の通りです。

もしかすると、模範解答に但し書きがないだけで、試験会場で、あるいは山梨県のサイト上等で、何か告知されたのかもしれませんが、今のところは、よくわかりません。
こういう場面に遭遇したら、試験中に試験官に質問すると良いのでしょうか?
それとも終了後に?

ということで、どう対応すれば良いか、よくわからないまま、今夜はもう就寝します。お疲れ様でした。


参考文献:
製菓衛生師全書 (2011年3月 14版)
調理師読本 (15版1刷) ISBN978-4-8041-1216-9

製菓衛生師過去問:山梨 平成18~22年

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コメント 5

risa

うちも今混乱してました><
by risa (2013-08-20 21:18) 

jd

risa様 コメントありがとうございます。

山梨は試験問題と解答がネット上で公表されていて親切ですね。

試験中に混乱したら、その問題は後回しにして、
わかる問題からやるといいですよね。
帰宅後、どうしても納得いかない、あるいは解答できない問題がある時は、
専門学校の先生か、受験を申し込んだ所に問い合わせるといいかも。
もしも問題不成立の場合は得点としてカウントされなくなるかもしれません。

記憶が定かではありませんが、山梨は、
平成23年か24年から、出題傾向が少し変わったように感じたのを覚えています。
問題作成者が変わったというか?

しかしながら、平成22年までの試験問題は、そんなに「いやらしく」なかったように思います。
噂によると、都道府県によっては、「いやらしい出題」というものがあるらしいです。

23年の山梨は友人が受験して合格しました。
年末だったと思いますから、これから受験される場合は、
「すらすら解答している自分」を毎日想像しながら勉強してみてくださいね。

いい結果が出ますように。
by jd (2013-08-20 21:57) 

risa

返信ありがとうございます!
社会人で独学で勉強中です;;
試験明後日なんです><
愛知で受けますよ!
いやらしいのはホントやめて欲しいです・・・

今福井の21年の解いたんですけど
これおかしいですよね!
テキスト見たんですけどやっぱ回答が違うんです。。。
なんかこういうの多い気がします・・・


寄生虫による食中毒の病原体と食品の組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。 1 旋毛虫 ― 熊肉   2 ぎょう虫 ― 野菜 3 横川吸虫 ― アユ  4 クリプトスポリジウム ― ドジョウ 

回答が2でした。。。。

こんな問題にめげないでがんばります;;

by risa (2013-08-20 22:41) 

jd

返信ありがとうございます。
以下、長くなってすみません。

この問題は、「どちらかというと調理師試験向きだなぁ」と思いつつ、
製菓衛生師全書(2011年14版)をざっと見てみましたが、
情報が見付からず、答え合わせが出来ませんでした。

調理師読本(平成20年13版、平成22年15版)には、
食品衛生学の所に、病原体と食品例の表が掲載されています。

ということは、調理師試験の勉強をしたことがある人には有利な問題だと言えるかも。
逆に言えば、製菓衛生師の勉強だけしている人には不利かも。
すなわち、ひょっとすると、こういう問題が「いやらしい問題」なのかもしれません。

問題に関しては、「誤っているものを一つ」なら、選択肢4。
1~3は、調理師読本の表にそのまま掲載されていて正しい。

「正解2」がどこに掲載されたかわかりませんが、
福井は正解を公表していないらしいので、
「2」は信用しないほうがいいでしょう。

ちなみに、私自身は、入手した「公式な過去問」を自力で解き、
解答が公表されていても、「製菓衛生師全書」で答え合わせをしました。
地域によっては、「製菓衛生師全書」で答え合わせが出来ない問題、
選択肢がありました。
それらは大抵「調理師読本」に情報が載っていました。

一般的に、「調理師試験は約6割が合格」と言われていて、
製菓衛生師も似たような感じのようです。
不合格者の中には、「受験しなかった人」も当然含まれますし、
大抵の場合、最高点、最低点は公表されないでしょう。

いずれにせよ、わからない問題で動揺すると、後に響くので、
後回しにして、気持ちが落ち着いてから解答。
(飛ばして解答して、欄違い記入をしないように注意)

老婆心ながら付け加えますが、
試験は長丁場になります。

比較的若い受験生は、「退出しても結構」と言われると、
解答用紙を置いてわーっと出ていったりしますが、
慌てて出ていく必要は無いです。
欄違いはもちろん、記入ミスが無いかチェック。
見直しをするのも必要です。

もちろん、「迷って迷って選択して誤答だった」ということもありますが、
過去問をたくさん勉強していらっしゃるなら、
「どんなことをどんな風に問われるか」は慣れていると思います。
右も左もわからない状態で受けるわけではないでしょうから、
それだけ有利だと言えます。

何より、製菓衛生師試験は、「足きり無し」の上に、
「満点じゃなくても、ある程度点が取れれば合格」。
「落とすための試験」ではなく、「受かるための試験」なのです。
気を楽に持って挑んでください。

2年前、北海道の試験は10月実施でしたが、
鼻をぐずぐず鳴らしていて、
試験官からティッシュをもらっていた受験生もいました。

全力でいい結果が出せるように、早く寝て、頑張りましょうね。
by jd (2013-08-21 15:07) 

jd


書き忘れましたが、福井の問題に出て来た「熊肉、アユ、ドジョウ」は、
福井ではメジャーな食材なんでしょうかね?

「みんなが良く食べる熊肉には旋毛虫がいるかもしれないので、
ぜひ覚えておいてほしい!」

ということなのでしょうか?
だとすれば、調理師向けというよりは、
福井及び近隣の県在住者向けのサービス問題だったのかも?
(「福井県、熊肉」でググると、熊肉のお店は数件ある模様)

いずれにせよ、製菓で熊肉は使わないと思うので、
こういう形の問題は余り出さないで欲しいなぁ、と……。

食品衛生学で四択問題を作りやすい情報なのかもしれませんが、
ひょっとすると、「合格者の割合を毎年だいたい同じにそろえるための問題」
だったのかもしれません。
by jd (2013-08-21 15:17) 

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