カスピ海ヨーグルト覚え書き [培養日記]

ここ5年以上、カスピ海ヨーグルトを培養して食べています。
そこで、以下、作り方の覚え書き。
初めて作る人向けに書きます。
市販の種菌はフリーズドライですが、以下は既に出来ているヨーグルトからの培養方法です。

1)材料
 牛乳、カスピ海ヨーグルト
(低脂肪乳は固まらない、との噂あり。調整乳や乳飲料ではなく、牛乳推奨)

2)道具
 ティッシュまたは清潔な布(ハンカチ等)、輪ゴム1本

3)作り方
 常温にしておいた牛乳パックの口を開け、50~100ml程度、別の容器にあける。
(これは不要なので飲用する等、適当に処分する)
 カスピ海ヨーグルトを大さじ1~3程度、牛乳パックに注ぐ。
 ティッシュまたは布をかけ、輪ゴムで止め、常温で数日放置。
 必要なら、作った日付をパックに書いておく。

4)混合後、最初にやること
 牛乳パック全体の重さを、持ち上げて何となく覚えておく。
 パック側面を軽く手で押してみて、液体の感覚を覚えておく。

5)完成の目安
 カスピ海ヨーグルトは牛乳パックの上の方から出来てきます。
 パックを覗いてみて、ヨーグルトが出来ているように見えても、
下の方は液状のままかもしれません。
 そのまま注ぐと、液体がドッと溢れてこぼれるかもしれません。
そこで以下の点がクリアされれば完成だと思っていいかも。

 2、3日後、牛乳パックを持ち上げて、最初より重たくなっている。
 パック下方の側面を軽く押すと、重たく感じ、半固形物が入っているみたい。

6)食べ方
 最初は、牛乳パックから食器に注いで食べる。
 パック内に消毒していない調理器具(スプーン等)は入れない。
 ヨーグルトが減ってきたら、紙パックを適当なはさみで切り、
やはり食器に注いで食べる。
 食べ進めて量が減ってきたら、全部食べきる前に3の要領でまた培養する。

7)余談
 完成したヨーグルトは、上半分程度の粒子は細かくなめらか。
 下半分は、上半分より粒子が粗くてゴロゴロしている感じ。
 次回作る時、ヨーグルトのどのあたりを種にするかは、好みと状況で。
 最下部に近い部分のヨーグルトを使っても、最終的には似たような状態になるようです。

 万が一、食べるのを忘れる等して、表面にカビが生えた場合、
その部分を捨てて、カビていない健康な部分を種にするとOK。

 種にするヨーグルトを入れたら、容器を振って拡散させるらしいですが、
特にやらなくても増えてきます。


8)個人的な歴史
 最初は、2002年頃、知人から分けてもらったのが始まり。
その後、何らかの事情で駄目にしてしまい、2、3回種菌を買って育てる。
現在は、2、3年前に種菌から育てたものを培養。
一度もカビたり具合が悪くなったことはありません。
容器の覆いにはハンカチを使っています。
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