ボソボソの生地をまとめる [製菓]

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あるプロの料理研究家がスコーン、ビスケット、パイ生地(クラスト)を作るのを見ると、材料をフードプロセッサーで混ぜ、台の上に打ち粉をし、その上に生地をあけて、両手でギュッギュッと押さえて丸くし、ラップで包んで冷蔵しています。

室温が低い時はいいのですが、暑い時期は、油脂が溶けたりするので、生地になるべく触りたくない。
なおかつ、うちはフードプロセッサーが無いので、ボール内で生地を手作りするため、わざわざ「打ち粉+台の上でまとめる」をやるのが面倒。

そこで、画像左のように、ある程度水分が回ったら、カードを使ってボソボソの生地をラップの上に移し、ラップで包みながらまとめます。
ラップに移した時点で手を洗い、(今日はここで撮影し、また手洗い)、ラップで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

そうして4時間半たったものが右画像。
これに打ち粉をまぶしながら麺棒で伸ばしていきます。
この時も、なるべく生地には触らないようにします。
生地のほぼ半量を使った完成品は、昨日の「クイック・イースト・ビスケット」に。

うちには、水道水をスプレーボトルに入れたものを常備してあり、どうしても生地がまとまらない時は、ボソボソした粉っぽい生地に、その水をスプレーし、分割した生地と生地の間にそれを挟んで伸ばします。
まだボソボソしそうで心配だったら、また冷蔵庫で寝かせちゃう。

この生地に使った水分は牛乳なので、粉っぽい箇所には牛乳をかけてもいいかもしれませんが、水道水をスプレーするだけでも充分でした。
もちろん、牛乳と水は成分が異なりますから、味も異なるでしょうが、少量ですし、自家用ですから問題は無さそう。
何より、うちで作る場合は、焼成前に、層を作るために「生地を分割して重ねる」を繰り返しますから、水を使った部分も、きっとどこかに混ざってしまいます。

ラップしてビニール袋に入れるのは、乾燥防止のためです。
ラップは、材料を用意している時点で、適当な台やテーブルの上に、必要なだけ切って広げておきます。
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