すぐ食べておいしい自家製カレーのヒント [調理・製菓・食材]

PC105833-10.jpg市販のカレールゥを使わないカレーは、一晩寝かせないと大抵おいしくない気がする。
今夜のカレーは、そんな個人的常識を覆す出来になったので、材料を書いてみようと思う。
次回作る時に、同じ作り方をするか、と聞かれると、そんなことはないのだが、とりあえずメモ書き。
野菜類と椎茸は全て北海道産です。

準備(少し先行して手羽元スープを作る):
手羽元に塩麹をまぶして数日チルドで寝かせる。
ざく切りタマネギ、酢漬けリーキ、にんじん、昆布、自家製干し椎茸、粉鰹節、酢、ひたひたのぬるま湯(または水)を加えて、30分圧をかける(高圧、低圧が設定できる圧力鍋使用)。
軟骨を食べない場合は、10分程度の加圧で良いかも。

スープが出来上がる頃を見計らって、別の鍋で、タマネギとニンニクを炒める。
ジャガイモ、自家製干し椎茸を入れ、手羽元スープまたはぬるま湯をひたひたになるまで追加。

今夜はスープが間に合わなかったので、ぬるま湯使用。
スープが出来ていたら、手羽元と野菜が入ったスープを入れてジャガイモが煮えるまで煮込む。

調味料:粉鰹節、カレー粉(S&B赤缶)、純ココア、自家製ナンプラー、甜麺醤、豆板醤、自家製塩麹と醤油麹(本膳使用)、自家製リンゴジャム(冷凍)、塩、中濃ソース、トマトケチャップ、自家栽培ワイルドトマト(生)

圧力鍋の圧が抜けたので、手羽元と野菜が入ったスープを追加。
ちょっとコトコト煮込む。

豆板醤を、小さじ1/2程入れたおかげで、いい感じに辛かったです。
コクを出すのに、出汁が出るものを入れると、おいしくなります。
味噌や醤油もいいですね。
他に追加で入れるとすれば、きなこ、カスピ海ヨーグルト等。
とろみを付けたければ、調味が終わった後で水溶き片栗粉を。

手羽元スープを使わないなら、肉類を使用して、コンソメやブイヨンを使うといいかも。

煮込み終わった時点での味見は、ただ熱いだけで味が落ち着いていませんでしたが、食べる頃には、いい具合に冷めて、「あれっ? おいしい」と感じました。

自家製ジャムの保存は、瓶詰め&脱気でも良いですが、保存用ビニール袋に入れて板状に伸ばして冷凍するととても便利。
使う時は、ビニール袋の上からスケッパーでちょっと押すと、必要なだけ取り出せます。

今回、カレーには、リンゴジャムに含まれている糖分以外に甘味を足しませんでした。
ジャムを少し多めに入れたおかげかもしれません。
油脂は、タマネギを炒めた時に使った小さじ1程度で、あとは手羽元スープに含まれる油のみです。

もうちょっと手の込んだカレーにしたければ、ジャガイモを煮る時点で、手羽元スープとトマトの水煮缶を「ひたひた」に追加するといいかも。
缶入りホールトマトだけで煮ても良いですが、個人的には水も少し加えたいです。
もちろん缶入りホールトマトと手羽元スープでもOK!

大麦若葉の青汁パウダーがあれば、少量入れると、もっとおいしくなります。
ただし、カレーの色が若干黒っぽく(深緑っぽく?)なります。

そういえば、赤缶入りのカレー粉は、いつもそのまま、最後の方で入れますが、特に問題ない気がします。
S&Bの赤缶には、長年お世話になっています。
いつもありがとう。
野菜農家さん、鶏業者さん、キノコ業者さん、鰹節屋さんその他大勢の方々も、ありがとう。

追記:
撮影に当たり、ゆで卵をスライスして載せると見栄えがよさそう、と思ったものの、
食事前にゆでるのが間に合わず断念。
この2個は、このまま常温に戻して、後でスパイスケーキの材料にします。
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